正確な測定精度を提供するために、LaserPoint社では、NIST(米国国家標準局:米コロラド州ボルダー市)とPTB(ドイツ国立物理工学研究所:ドイツベルリン市)へのトレーサビリティを確実に行い、
センサーを最高レベルの精度に較正した製品を提供しています。
較正証明書には、パワーおよびエネルギーセンサーの感度特性、NIST/PTB標準のリスト、較正作業に使用された各種の装置、較正周囲環境条件等が較正の証明として報告されます。
表示部(エレクトロニクス)の較正例
センサーの較正例(1枚目) センサーの較正例(2枚目)
LaserPoint社では、社内較正に使用するためのパルスレーザを含む300Wまでの各種レーザ装置を多数所有しています。
また、 最寄りの理工学研究所と、数キロW出力の高出力レーザを、高パワー用センサーの試験および標準較正に使用する契約を結んでいます。
異なる波長において、NISTおよびPTBで較正された数種類のセンサーヘッドを、社内の較正手順における「ゴールデン標準器」として使用しています。
センサーの動作可能なフルスケールにおけるリニアリティ(直線性)のトレーサビリティを確保するために、最大>1kW出力のCO2レーザおよび300W出力のYAGレーザを使って、センサーの動作範囲全域にわたる較正に、何種類かの「ゴールデン標準器」を使用しています。
直線性の例 NISTの直線性証明書の例
「ゴールデン標準器」とは、NISTやPTB、産業技術総合研究所等の国際絶対標準で較正されたセンサー等を自社の較正標準器(一次標準)に使う場合を言います。多くの会社では、さらにそれで較正した標準器(二次標準)「シルバー標準器」を使っています。LaserPoint社では、すべての較正に「ゴールデン標準器」を使用しています。 |
NISTおよびPTBによるすべての測定は、LaserPoint社のセンサーの比類ない直線性を示すものです。 その例として、A-10-D20-HPBおよびW1500-D40-HPBヘッドのNISTテスト結果の写真を示します。
A-1200-D60-SHCの直線性の例 W-12K-D55-SHC-USBの直線性証明書の例
計測器、センサーまたはプローブが再キャリブレーションのためにレーザポイント社に返送されるたびに、再キャリブレーションだけでなく、その他のサービスも提供しています。はじめに、各ユニットの完全な機能を確認し、必要なすべての小修理を無償で行います。
この小修理には、損傷を受けたケーブル、小さなハードウェアの修理、ソフトウェアの更新、ファームウェアの更新、などの再生を含みます。
レーザ損傷によるセンサー交換または誤使用によって生じた損傷など、お客様またはその他の修理に起因する大きな損傷は、無償修理が適用されず、追加の修理サービス料金がかかります。
そのような場合、当社のお客様には、全交換の見積書、または有利な提案をお送りします。
レーザポイント社からのレーザ測定用製品のキャリブレーションには、次のものが含まれます:
このタイプのサービスを利用し、毎年、較正のために定期的に返送するお客様は、一定に動作する機器、少ない停止時間、それらの製品を所有することの低コストおよび長寿命時間の利点を持つことになります。