OEMサーマルセンサーOEM Thermal Sensors

レーザパワー測定用のOEMソリューション

レーザポイント社のOEMレーザパワー/エネルギー測定機器は、任意の工業用機器や医療ホストシステムに取り付けることができます。
レーザポイントは、OEM顧客との共同作業で得られた豊富な経験をもとに、90年代初めに最初のレーザOEMセンサー/ディスクを開拓しました。
以来、お客様の厳密な仕様に合わせたレーザ計測製品を、世界中の多くの重要なお客様に提供しています。

レーザポイント社のソリューションの利点

速いテクニカルサポート

もし、今日必要なものをカタログでは見つからない場合、私たちは、お客様の要求仕様に合ったカスタムセンサーやハウジング、電子回路を設計することができます。
技術サポートが必要でしたら、私たちのアプリケーションエンジニアにお尋ねください。私たちは、あなたの要求をカバーする光学、レーザ、熱挙動、材料に関する豊富な知識を持っています。

信頼できる正確なソリューション

レーザポイント社のOEMセンサーは、信頼性が高く正確なサーモパイル技術に基づいています。
これらのサーマルセンサーは、他社の熱電デバイスよりも速い応答特性を有し、シリコン検出器よりも広い波長範囲を有しています。その材料は、正しく使用する限り時間の経過とともに劣化しないので、それらは同じ性能で何年も動作させることができます。吸収性を変更しないと高パワー密度のレーザでも焼き付きのない適切なレーザ・アブソーバーが、いろいろなアプリケーション用に何種類も用意されています。

コンパクト提案

レーザポイント社では、スペース上の制約にマッチするように可能な限り小さした既製品またはカスタム設計のセンサーとヘッドを提供しています。

NISTおよびPTBに準拠した較正

すべてのOEMセンサーおよびヘッドは、感度とインピーダンスの個々のテストを含む一連の社内検査と管理を受けます。NIST(米国立標準技術研究所)またはPTB()に準拠した完全な較正は、リクエストに応じて利用可能である。 <br・> 高品質な製品、迅速な出荷、販売後の支援におけるコミットメントは、お客様が頼りにしていただけるレーザポイント社の提供するお客様サポートです。

多彩なシステム構成

OEMソリューションは、顧客の予算や接続性、その他の技術的要件により良くマッチするために、いくつかの可能な構成で出荷することができます:
 - 加工していないアナログ出力信号のOEMディスクとサーマルセンサー
 - 増幅アナログ出力を提供する内蔵エレクトロニクスのOEMサーマルセンサー
 - RS232付きとUSB接続のセンサー
 - ディスプレイ、PCインターフェイスおよびSWを含む完全な読み出し装置を持つセンサー

OEMディスクおよびパワー/エネルギーセンサー

レーザポイント社のエンジニアリング・チームは、OEMレーザ計測でいかなる統合でも、すべてのレベルを提供するソリューションを開発してきました。
 - 25ミリメートルまでの感応領域を持つ既製のセンサーディスク
 - 最大サイズ60x60x30mmで、最適化された熱除去と熱的にモデル化されたハウジング
   内に埋め込まれたコンパクト設計のセンサーディスク
 - アナログ増幅および高速化回路を備え、約1秒までセンサーの応答速度をスピードアッ
                 プさせたOEMサーマルヘッド
 - RS-232またはUSB接続(PC-Plugシリーズ)のOEMサーマルヘッド

OEMレーザパワープローブ (FIT-Hシリーズ)

レーザパワーの迅速で不定期、非連続的なモニターで足りるすべてのOEM用途向けに、レーザポイント社はFIT-Hファミリーのセンサーを設計しました。それらは4-6秒でレーザパワー値を提供し、温度が6Kにおいても冷却水を必要としません。レーザ機械に組み込まれた場合のFIT-Hセンサーは、劣化の進行と光学部品やレーザ光路の描写を素早く提供することで、測定値をレーザコントローラの測定値と比較することができます。
FIT-Hセンサーは、その数分の一のコストで、標準パワーセンサーに匹敵する精度と再現性を持っており、LPMエレクトロニクスやPC-プラグインRS232またはUSBと一緒に使うことができます。

OEMエレクトロニクス、ディスプレイおよびSW(ソフトウェア)

レーザポイント社は、レーザセンサーの信号のコンディションを調整したり、レーザやレーザシステムの制御ユニットに情報を分析し転送するために、各種エレクトロニクス・ソリューションおよびSWツールを開発しています。これらのエレクトロニクス製品は、小型電子メーター、密閉型モジュール、またはデータの取得ソフトウェアを持つ複合ボードにすることができます。

RS232およびUSBインターフェース付OEMセンサー

センサーケーブル先端のRS-232またはUSB2.0プラグイン・コネクターに新しい超小型エレクトロニクスが組み込まれたレーザパワー/エネルギーセンサーが発売されました。
この費用対効果に優れ、OEM組み込み用は、PC上にレーザの測定データを表示するように設計されています。OEMユーザーのニーズを満たすように設計されたこれらの新しいメーターレスのレーザパワー/エネルギーセンサーは、よりコンパクトで経済的な計測機器に対する需要を兼ね備えています。
高精度で損傷しきい値に優れ、大きな感応領域と高いダイナミックレンジを持ち、業界をリードするレーザポイント社のセンサーと一緒になった最先端技術は、OEMのお客様に以下のものを提供します。
 - RS232の柔軟性とUSBパソコンインターフェース
 - 完全なセンサー&エレクトロニクスの最もコンパクトなサイズ
 - 簡単なASCIIホスト・コマンド

OEMアナログ・アンプ・ボード

この超小型製品は、例えば、センサー/ディスクの応答時間を増幅して高速化する当社AHシリーズ・ヘッドの内部で使用される回路基板として、OEMの多様な要求を満たします。
主な特徴は、すべての検出器が同等のパフォーマンスとなるように、可変抵抗でセンサー感度を変えることができることです。
ボードも、高速応答時間、高感度、高精度および優れた直線性を提供しています。

ラック・マウントOEMボード: Laser Process Monitor (LPM)

LPMは印加電力やエネルギーレベルの恒常性を監視し、プリセットされたリミット値を超えたときは、常にアラーム信号が送信されます。最も一般的な用途は、産業機械の焦点ヘッド下のレーザパワーモニターです。
 - 製造上に、どんな影響も停止も引き起こさない
 - パワー/エネルギーの知識が効果的に被加工物に供給される
 - 処理領域とレーザコントローラとの間の情報のクロスチェックを可能にする

レーザ加工機にLPMを搭載すると、次のような利点があります。
 - 予知保全のコスト節約が可能
 - コストのかかる作業停止時間の排除
 - プロセスの信頼性向上
 - 光学部品の配置の簡素化
 - システム安定性の長時間制御
 - プロセスパラメーターの再現性の監視
OEMのLPM(レーザープロセスモニタ)メーターは、過酷な産業環境で動作するように完全に光学的に隔離されています。これは、ホストシステムのラックマウント取り付け用ボードセットとして、またはシールド金属ケースに埋め込んで購入することができます。
出力通信は、RS232デジタルポートまたはアナログ電圧/電流の接続を通して行うことができ、(PLC、アラームランプ、アラームスイッチへの)I / Oインターフェイスを持っています。

レーザパワー/エネルギーメーター:PLUSモニター

使い方の簡単なデバイスとディスプレイが、レーザマシンまたはホストシステムで必要とされるときはいつでも、基板上に据え付けられた装置としてPLUSパワー/エネルギーメーターを使用することができます。
ホストシステムとの通信はUSBデジタル出力端子から行います。0-2 Vアナログ出力が可能です。
アプリケーション・ソフトウェアは、アラームを発信する動作しきい値と、機械へのGO/NO GOを設定することができます。また、統計関数(MIN、MAX、AVG、RMS、PTP)と、データ記録の無制限の容量を負いません。
PLUSは、すべてのレーザポイント社製パワー/エネルギーセンサーと、フォトディテクターとクアドラセンサー(QAシリーズ)を除くレーザプローブで動作します。

LPMとPLUS用のアプリケーション・ソフトウェア:PLUS- SOFTおよびLPM-SOFT

PLUS- SOFTとLPM-SOFTの両方は、それぞれのPLUS-USB とLPM(レーザ・プロセス・モニター)ユニットを標準で、なおかつ無償で供給されます。
両方のソフトウェアは、Excelまたは他のプログラムに使用可能なテキスト形式として、レーザのチューニングを可能にするレーザパワーの経時変化の挙動グラフを提供します。さらに、パワーおよびエネルギーの絶対値を示し、プロットするすべての関連統計情報を提供し、ファイルへのデータ記録を可能にします。PLUS- SOFTとLPM-SOFTは、レーザ加工中のレーザパワー/エネルギーの定常性を制御することができます。
正確な動作のために、許容可能なパワー/エネルギーの帯域がプリセットされた限界を超えた時点で警報フィードバックが表示されます。

PCインターフェイス用USB: PC-Linkパワー/エネルギーメーター

PC-Linkは、利便性、柔軟性およびコンピュータベースの操作を活用する場合、任意のPCまたはラップトップを強力なパワー/エネルギー測定機器に変換USBインターフェースです。
小型サイズで軽量なPC-Linkの高度な機能は、サービスや、実験室またはOEM使用の理想的なツールとなっています。
水冷を必要とせず6KWまで動作するOEMディテクターであるレーザポイント社のFIT-Hファミリーと組み合わせると、OEMアプリケーションでは、PC-Linkは貴重なパートナーとなります。
PC-リンクには、単一チャネルまたはデュアルチャネル動作のためのユーザーフレンドリーな通信ソフトウェアパッケージが供給されます。
測定データは、将来の使用のためにファイルに保存することができます。

PC-Linkのレーザチューニング・ディスプレイは、高解像度レーザアラインメントを行うために使用されます。
アナログ針が高速で同調の方向を示している間、実際のパワーと最大に達した値がディスプレイに表示されています。
チューニング・セッションの進捗は、下のグラフに示されています。