BLINK高速レーザセンサー

BLINKの応用

Blinkセンサーは、正確な測定とリアルタイム検出が必要なアプリケーションに最終的にソリューションを提供するように設計されています。 高速、高パワー、広い波長範囲の組み合わせを必要とする工業、医学および学術研究分野のいくつかのアプリケーションは、以前は不可能でした。Blinkは今やこのニーズに対応しています。

工業用アプリケーション

a)レーザ光源の監視

Blinkセンサーは、リアミラーやビームスプリッターからの漏れを検出し、閉ループ制御のための高速フィードバック信号を生成することができます。 閉ループ制御は、安定したレーザ出力を維持したり、レーザ出力の減少などを補償するために使用されます。

b)レーザシステムの監視

Blinkセンサーは、レーザ出力のインラインまたはオフラインモニタリング用の産業用レーザシステムで使用できます。 インラインモニタリングは、通常、ビームスプリッターの後に行われ、レーザ出力の不変性の連続的なチェックは、閉ループ制御用の即時フィードバック信号を提供することができます。 オフラインモニタリングは、レーザ出力がその瞬間に特定の用途には低すぎるか高すぎるかをアドバイスする様々な方法で行うことができます。 典型的な例には、新しいプロセスをセットアップするときの正しいレーザパラメーターの検証、または作業領域のレーザ出力が正しいかどうかをチェックすることが含まれます。


医用アプリケーション

Blinkセンサーは、患者の保護および医学的または外科的処置のためにレーザパワーの厳しい監視が必須である様々な医療用途に使用することができます。高速応答時間と最大50Wまでの対応能力に加えて、Blinkセンサーのもう1つの強みは、医療用レーザの波長でUVからIRまで使用できることです。


実験室のパワー監視

PLUS2や新しい4πのようなLaserPoint社モニターと組み合わせたBlinkセンサーは、従来と同じレーザパワー測定、超高速応答による可視化、不安定性やミスアライメント等で起こる高速または突発的な変化のモニターのために実験室で使用することができます。高い損傷しきい値コーティングによりBLINKセンサーは、小型パルスレーザや短パルスレーザ(DPSSレーザのような)の測定に理想的です。


技術仕様

  型名 BL-W-50W-16-K
パワーモード 最大平均パワー 50 W
最大間欠パワー(1) 60 W
最小パワー 30 mW
パワー分解能(PLUS2使用時) 1 mW
ノイズ等価パワー(NEP) 1.5 mW
自然応答時間(0-90%) 最小50 msec〜最大100 msec
パワー較正の不確実性 ± 3%
パワー直線性 ± 2%
アブソーバー仕様 開口 16x16 mm
空間的均一性 ±5%
タイプ A
アブソーバーのスペクトル範囲 0.2〜25μm
較正のスペクトル範囲 0.25〜1.1μm、10.6μm
最大パワー密度(2) 1.5 KW/cm2
一般的な特性 冷却(a) 水冷
重量 180 g
ヘッドの寸法 60 x 52 x 22.5 mm
ケーブル長 2 m
スタンドおよびポスト 軽量スタンドを含む

注意
(1) 最大2分
  (a) 冷却水> 1リットル/分(@ 22℃)。 許容温度変動率<1℃/分
(2) - 1064nm、10Wで測定。損傷しきい値はパワーレベルによって異なります。


寸法図面

MODEL BL-50W-16-K


MODEL BCL-50W-16-K