サーマルセンサーThermal Laser Sensors

サーマルセンサーの概要/特徴

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パワー測定/単一ショット・エネルギー測定センサー

レーザポイント社では、サーマルセンサーとフォトダイオードの異なる2種類のセンサーを提供しています。

サーマルセンサーは、数μW〜数kWのパワーレンジで使用されています。サーマルセンサーは、単一ショット・エネルギーの測定ができます。特に、高速繰り返しパルスおよび高エネルギーパルス測定用として、エネルギー密度30J/cm2、最大パワー密度100GW/cm2のパルスを測定できる特別なサーマルセンサーを提供しています。

フォトダイオード・センサーは、数nW〜数百mWの低出力用として使用されています。

サーマルセンサーのファミリーでは、レーザパワーの測定に加えて、0.1mm精度でのレーザビーム位置測定が可能です。

超低パワー高感度サーマルセンサー:10μw〜2W

広波長域で正確に低レーザパワーを測定する、低ノイズ、低ドリフトの温度センサー。また、200μJまでの低い単一ショット・レーザエネルギーを測定することができます。


低パワーサーマルセンサー:10mW〜40W(短時間なら200W)

ビーム径60mmまでのCW/パルス光源向け、低平均レーザパワー測定用センサー。40Wモデルのバージョンでも200Wまで安全に使用できる頑丈なセンサーです。


パワー測定/ビーム位置測定サーマルセンサー

レーザポイント社は、1997年にパワー/ビーム位置/ビーム径を同時に測定できるコンパクトなレーザ計測用サーマル検出器の最初の特許を申請しました。
この大規模で永年の研究開発により、2010年、高精度なセンサーを製品化しました。この新しい製品は、パワー測定以外に、ビームの正確な軸だし、ビーム位置変動の追跡、ビームドリフトの監視、および光学素子のアライメントが必要な用途に最適です。
QAセンサーは、フルスケールで10W〜6KWのパワーを測定し、さらに100μmの精度でビーム位置変動を追跡します。コンパクトで使いやすいので、あらゆる光学セットアップに即座に使うことができます。


パルスレーザ/高エネルギー密度レーザ用サーマルセンサー

このシリーズは、高エネルギー/高ピークパワーのレーザ計測用に設計された超高損傷しきい値のセンサーです。ルビーレーザやNd:YAGレーザ、その高調波、エルビウムレーザ、Ho:YAGレーザ等のレーザ計測に最適です。
レーザビームは直径40mmまで適応します。
モデルA30-D12-SHC-Lおよびモデル10-BB-D12-Lは、反復的なピークパワー密度30GW/cm2、エネルギー密度8J/cm2の厳しい条件で動作可能です。この動作用に、着脱可能なビームエクスパンダーやアブソーバーが提供されます。
デフューザー(拡散器)やビームスプリッターまたはその他の付属品を変更することなく、1064nm、532nm、355nmおよび266nmの細いビームを直接吸収させることができます。


エキシマレーザ用サーマルセンサー

このシリーズのサーマルセンサーは、測定パワーレンジ600W、波長域190nm〜400nmに設計されています。これらのユニークなエキシマアブソーバーは、UV光の長期的な照射環境でも、高い損傷しきい値と高速繰り返し適応を可能にします。高精度、大口径(最大50mm)が特徴です。


中パワー用サーマルセンサー

SHCシリーズのサーマルセンサーは、例えば、レーザダイオードスタックからの大口径ビームでも受光できるように、様々な開口径のモデルがあり、業界最高耐性のコーティングが施されています。

直線性に優れ、短時間的に800Wまで適応可能な能力を有する600W空冷検出器など、このシーズには次の製品があります:


低−中パワー用サーマルセンサー

最大200W、開口部25mm〜60mm

低-中CWまたはパルスレーザのパワーセンサー

300Wまでの断続的な使用可

中パワーサーマルセンサー

300および500W、60mmと70mmの開口部

大口径で高出力CWまたはパルスレーザパワーに対応するレーザ測定センサー
700Wまでの断続的使用が可能
中−高パワーのファン空冷および水冷サーマルセンサー

600W、30mm・40mm・60mmの開口部
高パワーレーザの連続使用向けのコンパクトなファン冷却および水冷センサー。800Wまでの断続的な使用が可能。


高パワー用サーマルセンサー

このシリーズには、最大6kWまで測定可能な水冷式や、開口径55mmの高パワーサーマルセンサーが含まれます。 これらは、超高出力用のコンパクトで堅牢なリニアセンサーです。SHCシリーズの中でも、市販製品中で業界最高耐性のコーティングが施されています。




フォトダイオード・レーザセンサー

フォトダイオード・センサーは、測定パワーレンジ100nW〜500mW、波長域200nm〜1800nmのパワー測定に使われます。開口径は9.5mmです。波長較正データをシステム内にセーブし、1nm間隔で波長の設定ができます。